あなたは大丈夫?ボイトレ失敗パターン3選!

初めに

ボイトレをしていて

「全然上達しない...」
「なんか下手になった気がする...」

と思ったことはありませんか?

独学でボイトレをしていると特にこういった状況に陥ることがあります。

そして、この状況に陥ってしまうのには、いくつかの原因のパターンがあります。

今回はそのパターンを紹介していきます!

歌が上達しない原因

歌が上達しない原因は大きく分けると2つになります。

ひとつは練習不足。もうひとつは練習内容が間違っていること。

まあ、正直練習不足については当人もわかることだと思いますので、今回は練習内容が間違っているという原因について詳しく話していきます。

①練習の順序を間違えている

実は、歌がうまくなるためには3つの工程を順番に実施していく必要があります。

その3つの工程は 「分離」「強化」「融合」です。

そして、多くの方はこの最初の工程である分離」をすっ飛ばしてしまっています。

なぜそのような状況になってしまうのか。

それは、ネット上の情報の偏りによるものだと考えられます。

多くの方は、「ミックスボイスを力強く出したい!」と思っています。

ミックスボイスは地声と裏声の筋肉を共存させることで出すことができます。

これは「融合」の工程です。

そして、読んで字の如く。力強く声を出すための練習は「強化」の工程です。

このふたつの工程の需要が高いことから、情報に偏りが出てしまうのです。

しかし、「分離」ができていない状態で次に進んでも、良い結果を得ることはできません。

分離の重要性については【こちらの記事】をどうぞ。

まずはゆっくり分離からやっていきましょう!

②練習メニューが偏っている

ボイトレはバランスが命です。

素晴らしい練習メニューも、それだけを実施していれば逆効果なんです。

ありがちなのは、裏声の練習ばかりしてしまうことです。

これは僕の実体験です。

当時の僕は歌がヘッタクソで張り上げ発声の男の子でした。

そこで勇気を出してボイトレをトレーナーさんに習いに行ったんです。

そのトレーナーさんは裏声こそすべて!みたいな偏った考えを持っていました。

何も知らない僕は素直に裏声の練習をやりまくりました。

その結果...

完成したのは弱々しいスカスカの声。

そう。裏声だけではダメなんです。

裏声の練習をしたら地声の練習もする。

バランスを崩してはいけないんだということを覚えておいてください。

③自分に合わない練習をしている

「高い声を出せるようになるための練習」ひとつをとっても、その練習法は様々です。

そのため、YouTubeなどで見たものを何も考えずに実践するのは少し危険です。

高い音域で声帯が開いてしまう方には地声の練習が必要です。

一方、声が詰まって張り上げてしまう方は裏声の練習が必要です。

このように、「高い声を出す」という目的一つに対しても、人によってそれを達成する方法が真逆だったりするんです。

そして、自分の向かうべき方向と逆の効果の練習は状況の悪化を招きます。

自分の喉のことを知り、声を聴き、自分に足りないものは何なのかを明確にしながら練習をするようにしましょう!

まとめ

【今回のポイント】
・ボイトレの工程は 「分離 → 強化 → 融合」 の順番が大切
・練習は バランスが命
・練習法は人によって合う/合わないがある

いかがでしたか?

もしかしたら、自分が失敗パターンにはまっていて落胆した方がいるかもしれません。

でもね!

今気づけたならそれでいいんです!

明日知るより、今知ったほうが良かったですよね?

一段階ずつ丁寧に練習していけば、必ず変わります。

理想の歌声を目指して、一緒に頑張っていきましょう!

ここまで読んでくださりありがとうございました!

また次の記事でお会いしましょう!

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